『深谷ねぎまつり』というものがあったらしい~2017~

昨日無事に終了しました。
定休日の今日、お借りしていた備品を返却し、お世話になった皆さまへ挨拶を済ませ、パンチャの片付けを横目に見ています。
今年も会場である瀧宮神社は沢山の人、沢山の笑顔、素敵なねぎの薫りで埋め尽くされました。
ご来場いただいた皆様、出店者の皆様、ご協力いただいた沢山の皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました!
昨晩は少々お酒などをいただきながら、一緒に作り上げてくれた実行委員の仲間、当日お手伝いしてくださったボランティアさんと楽しい時間を過ごさせていただきました。
一人一人の顔、打ち上げに参加出来なかった仲間の顔をぼんやりと眺め、浮かべながら…凄い人達だなぁ。。。と、少しうるうるとしてしまいました。僕ら実行委員会は有志の集まりです。それぞれの仕事の合間に、片手間では出来ない事を自発的にやってくれる頼れる人達。
僕が下手くそながらやっていたラグビーのように、例えば小さい人は敏捷に動くポジションに、力のある人は押しまくるポジションに、寡黙に踏ん張るのが得意な人、一点突破が得意な人、自分を殺してパスをつなぐ人、次の一歩のために自分がぶつかり道を開けてくれる人…本当にそれぞれがそれぞれに魅力のある仲間なんです。
僕はと言えば揉まれる猫じゃらしのように、その仲間やご協力いただいた皆様、そして深谷ねぎの大きな存在に優しく揉まれ、ふにふにふにふにふにふにと、気が付けば高い場所へと昇らせていただいているようなもんです。不甲斐ない。
高いところから足元が見えないことが無いように気をつけねばと思っています。どうぞ叱って下さいね。
今回の開催が5回目でした。
深谷ねぎまつりは“第何回”と銘を打たないようにしています。それは、何百年も続くお祭りがいちいち回数を冠しないのにあやかってのこと。まずは百年。
とは言え、5回。ちょっとした節目だと感じております。
楽しく準備をしようとは心がけているのですが、そりゃーもう大変なんですよ。まぁ、僕以外のメンバーのことですが。
その労力や時間を、一日だけのイベントに費やすのもどうかなぁ?…と考えてるんです。
ここからは、僕の個人的な夢のお話。
僕はイベント屋じゃありません。あくまでも貧乏飲食店の店主。一日のイベント出店は軽いラッキーパンチ程度のもの。
僕がずっとやりたいと考えていることは…
【1月~2月は深谷“が”ねぎまつり】
飲食店の出店が日常の営業に繋がるのが理想なんです。イベントで好評な作品を出しても普段のお店が暇じゃ意味が不充分。
深谷ねぎが美味しいと言われる一ヶ月、もしくは二ヶ月の間、深谷の飲食店さんに『深谷ねぎ料理の美味しいお店』としてエントリーしていただき、<深谷ねぎ料理MAP>を作成。
その期間は深谷に行けば美味しい深谷ねぎ料理が食べられる…そんな季節、そんな町にしたいんですよね。
飲食店さんからよく言われるんです。「参加したいけど来てくれるお客様をがっかりさせるから店しめてまでイベントに参加なんて出来ないんだよねぇ。」と。
市役所さんからよく聞くんです。「深谷ねぎを食べたい。って問い合わせがよく入るんですけど、どこのお店を紹介したら良いものか…」と。
今年は泊りがけで深谷ねぎまつりにご来場くださった方も多数いたそうなんです。その人達は、前夜祭あるいは打ち上げとして深谷のお店で美味しいねぎ料理を食べたいらしいんです。
一日だけのイベントに参加しなくてもいいと思うんです。
一日だけのイベントの為に特別メニューで参加するのもいいと思うんです。
両方参加してみても勿論いいと思うんです。
そんな中から新しい深谷の名物が生まれたら楽しいじゃないですか!
B級グルメやご当地メニューって難しいんですよ。料理を限定しちゃうと関係ないジャンルの飲食店さんが増えちゃいますから。食材様まででストップしておけば、アレンジは無限大なんですよね。
僕らの小さな力じゃ実現出来ないかもしれないし、色々な人に甘えさせてもらわなければ出来ないかもしれない。
でも、この夢を目標に変えられるタイミングには近づきつつあると感じてるんですよね。
そのために色々な人と話がしたいんです。
まずは若手農家さん。
去年のねぎまつりでのねぎの消費量は一日で5トンほど。今年はもっと多かったのかな?
僕は作った料理を美味しそうに食べてくれている顔を見られることが原動力。その幹となるのは良い食材様。
農家さんだって、自分の作った野菜がこんな料理に!ってなったら励みになるんじゃないでしょうか。単純に消費量が増えれば喜んでもらえるんじゃないだろうか。
だから、【1月~2月は深谷“が”ねぎまつり】が僕個人の深谷ねぎまつり実行委員会のメンバーとしての夢であり目標に変えようとしていること。仲間の同意は取ってないですけどね(笑)
もっと色々とあるのだけれど…最近野菜ジャーナリストの素敵な女性に教わった「深谷ねぎのテロワール的ブランディング」とかね。
まぁ、出来ることを確実にコツコツと。
始めることって実は簡単。続けるってのが大事だったり大変だったりする。
続けるコツは<楽しむ>のが確実。
とりあえず、しばらくは負担ばかりかけた実行委員のメンバーに負担ではなく布団をかけてあげたい。まだ事務処理や来年に向けてのことが山積みですが。本当によく頑張ってくれたんです。
ありがと♡
来年も沢山の笑顔とねぎの薫りに包まれますように。
ぐらっちぇ♪×∞
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