深谷のお隣、妻沼。カブちゃんでちょいと。
そんな距離にParadisoはありました。
食事会場となるビニールハウスには、僕の同級生が作ったオリーブのアレンジメント。
力強くも優しい、オリーブの葉の表裏のコントラスト。ブルーモルフォらしい、森田君らしい仕上がり。
こじんまりとした、隅から隅まで見渡せる農園には元気なオリーブの木が茂っていました。
農園の中には、お洒落な雑誌の切り抜きのような可愛いブース。
参加者のみんなでオリーブを手摘み。サクランボのように、ヘタは取り除きます。
オイルを搾るときにヘタが混ざると雑味になってしまうようです。
機械で搾ります。イタリア製なのが嬉しい♪
機械は大きな音をたてて頑張っていました。1時間くらいかかるそうです。
僕等、深谷からの風土飲食研究会のメンバーはお馴染み『深谷カルソッツ』
泥葱の丸焼きです。同じ利根川周りの妻沼産を楽しめたのも妻沼開催ならでは。
すっかり、増山さんにお世話になっちゃいましたね。独壇場でした(笑)
オリーブを使った料理も沢山運ばれてきました。
今回のお料理等をプロデュースしてくださった、大瀧シェフ&武井シェフ。
僕なんて、足元のさらに下の下の下にも及ばない凄いお二人。
勿論、料理は最高!!ビニールハウスレストラン最高!!!
とうふ工房さんの豆腐や、飯塚商店さんのもやしが、やはりここでも良い仕事を!
そんなこんなで楽しい時間が過ぎ…尊敬する方々と笑顔で話しが出来…
1時間ほど、イタリア製の機械君は頑張っていてくれたようで。。。
お腹の中で分離された…最初にカラカラと、種の破片が落ちてきて、ウニョウニョと搾りかすが出てきて…
待つことしばし。。。
会いたかった一滴は、神々しいまでに優しく、トロ~リとノズルを滑り落ちてきました。
凄く感動しました。なんだか、本当に待ち焦がれていた気がしました。
地産地消の難しさに悩んでいたモヤモヤが、すっと晴れた気がしました。
「会いたかったよーーー!」
収穫する日のオリーブの産地に足を運ばなければ口に出来ない『搾りたて無濾過オリーブ油』
口に含もうと、カップを口に近づけただけで感じる香り。
青いバナナの皮のような、刈りたての草のような力強さ。
僕的には、芝生のグラウンドで足首タックルをきめられて顔から地面に叩きつけられた時に匂い(笑)
口に含むと、ポっと温かくネットリと口内を油が広がる感覚。
苦味と渋みと少しの辛味が広がり、先ほどの香りが更に強烈に鼻腔を駆け抜ける。
目を見開いた後に旨味となり全身が震えた。
スパイシーな刺激を残しつつ、喉の全ての壁を撫でながら落ちていく…なんとも色っぽい油。
感動しました。
長い文章になっちゃいました。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございます。
感動をありがとうございます。
パンチャのオリーブ油すべてクラリス産になることを夢見てますっ!