イタ飯店のオヤジとしてTPP加盟に反対します

今日はなげーぞ!長いけど、絶対読んでね!

パンチャのスタッフに話しても、まったく蚊帳の外って感じ。きっと、それが一般的日本人の現在の感覚なのだろう。
知ろうともしないで人任せにして、熱くもならず、「どーせ、反対したって決まっちゃうんでしょ。」…これじゃあ駄目だろ?
TPPによる実害は、政治家さんや大企業のお偉いさん、経団連のお年寄りには関係が薄い。一般市民と呼ばれる、僕やあなた達の身に起こることなんです。そして、これからの子供達に…。
怒ることを恥ずかしがらないで。

農業、漁業、医療、保険、知的財産権にまで及ぶ弊害があると言われているTPPへの加盟。僕等にとって良いことなんて一つも無い、なんてことを訴える方もいる。普天間の問題とか外交は色々弱みもあるのだろうが、それはそれ。

僕は僕なりに、イタリア料理店のオヤジとしてTPP加盟に反対を表明させていただく。食を職とする者として。

「医食同源」健康な食事こそが一番良いのは説明するまでもない。
僕が一番訴えたいのは、やはり“食”について。
いかにも、僕やみんなの大好きなお金が手元に入り、少しのお金で色々買えるようになるかのように報道されている『関税撤廃や自由貿易』…そんなものは大した額じゃないらしいですよ。

そのスカスカの餌の代わりに、僕等に迫り来るものが『非関税障壁』

<フード・インク>という映画を観ました。(11/13(日)~19(土)まで深谷シネマで上映されます。是非ご覧下さい。)大きくなりすぎた米国の、もはや“工業製品”と化してしまった“食”のドキュメンタリー映画です。
そこで語られていたこと…
食の市場を牛耳り、国会議員までも取り込み、国の政策やルールまでも変えさせて大きくなった企業の恐ろしさ。それに気付かない民衆の哀しさ。民衆が悪いのでは無いのです。国をあげて上手に隠蔽するのですから。

生産量を増やす為だけに短期間に不自然に巨大化された“歩けない鶏”
命の無いもののように糞尿まみれのまま飼育された“病気の豚”
作業員の爪が添加物の汚染で溶けて剥がれてしまう“薬漬けの牛”

本来トウモロコシを食べるように造られていない牛に、大量生産できて安価なトウモロコシを餌にさせた為、牛の身体の中で大腸菌が突然変異で凶暴化したものが、あの“O-157”らしいです。つまり、人間が産み出した“毒”といえます。元々の牧草の食事に変えると、3週間ほどで健康な胃袋に戻るらしいのですが、そんなことはしません。食肉は工業製品であり、手間ひまをかけていたらコストが上がってしまうから。欲しいのは<質より量>
そこで、ある企業は考えた。
「O-157を殺すために、挽き肉に加工する段階でアンモニアで消毒しちゃおうぜ!」
これが、アメリカのハンバーガーや冷凍食品になるのです。挽き肉じゃなくても健康な食肉がスーパーに並んでいるとは思ってはいけないのです。

こんな食料が普及できるのも<ただちに害は無い>から。原発の汚染と同じ。

食肉だけじゃないよ。<遺伝子組み換え>も米国はOK!1998年、イギリスのローウェット研究所のパズタイ博士によって、遺伝子組み換え食品は「免疫力の低下や内臓障害をひきおこす」という結果が出された。博士がTVで発表したところ…その研究のデータは没収され、博士は解雇になった。大きくなりすぎた企業からの圧力で…。

まだまだ、お話したいことは山ほどあるが…あまり長いと読んでもらえない。

上記した食品汚染とTPPが、なんで関係あるの?

そこで『非関税障壁』

今の日本は遺伝子組み換えの食品を規制している。禁止ではなく規制なので、加工食品にはかなりの頻度で使われているのだが…そして、食肉に関しては米国のものより、遥かに安全だと思う。
そして『表示の自由』がある程度ある。つまり「遺伝子組み換え大豆は使用していません。」とか言える訳だ。
TPPに加盟し、自由貿易となると「我等の国ではOKなんだよ。お前等の国のルールなんて守ってたら、我等の国の製品が売れないじゃないか!不公平だろ?自由貿易に反するぞ!表示できないようにして、君の国でも同じ製品を作れるようにしたまえ。大量に作れば、みんな安く買えるんだからさぁ。仲間だろ。。。」ってのがルールになりかねない。すべての産業に、諸外国の…アメリカのルールがのしかかる。

世界的にみても、これからの食料不足は免れないだろう。日本も国内自給率は低い。でもね、食料廃棄率が異様に高いことにも目をむけよう。「もったいない」は美徳だ。

今の日本人の性格からして、アメリカに日本の美学やルールを強要できる強さはあるだろうか?
BSE(狂牛病)の時を忘れたかい?日本人は“安心”を得たいのに、米国は“安全”で跳ね除けたんだよ。感覚が違うんだよ。グローバリズムは個性を消されるんだ。
参加するか?しないか?の協議に顔を出して、「ルールが合わないから辞めるよ。」なんて言えるのだろうか?

少しはイタ飯屋のオヤジの不安が解ってもらえたかな?

僕は無力です。きっと国レベルのことなんて何も変えられない。
TPPにだって、結局加盟しちゃうんだろうなぁ…って思ってます。
だから、加盟した時の為に、みんなに忠告しておくよ。そして、自分の胸に刻んでおく。

あとからのことを考えようね。身体を壊したら、医者にもかかるし薬も貰う。今の金額じゃ医療を受けられなくなるかもしれないよ。簡単な手術に何百万もかかるかもしれない。今の米国はそうだからね。環境コストなんてことも考えなきゃね。

『安物買いの 銭失い』 安い食品は怖いってことを心の片隅に。

目次
閉じる