お料理は捨てずに済みました!ありがとうございます!!
twitterの反応にビビっております。
なんのことやら?…な人の為に今宵の騒動の説明をば。
土曜の19時半から、パンチャは貸切りのご予約をいただいておりました。
ご来店予定は40名。
待てども待てどもお客様がみえない。。。心配になり何度も何度も電話をかけるが出ない。。。
あきらめかけた20時半、やっと電話が繋がり「結婚式が遅れました、スミマセン!向かいます!!」とのこと。
ほっと胸を撫で下ろし、更に調理を進め待つこと1時間…来ない。。。電話も出ない。。。
22時になりあきらめたものの、テーブルには冷めてしまった料理の数々…
『本日19時半~の貸切のご予約のお客様が22時を過ぎても誰一人来ない。。。
40名様分のお料理が泣いています。 0時くらいまで片付けながら待っているので、タッパーなり持ってパンチャに引き取りに来てください。勿論お代はいただきません。
心を込めて作った料理や食材様が可哀想。』
と、呟いたのです。
甘かった。。。twitterは温かくも恐ろしい。。。
40人前の料理に対してリツイート3万件弱(夜中の1時くらいの話ね)
リツイート、お気に入り等でtwitterのお知らせが鳴り止まない。
…それほどの皆様にご心配をかけてしまったので、取り急ぎ事の顛末をお伝えせねば…と。
今回のご予約は結婚式の二次会。お電話でのご予約でした。
大きなご予約ですが、お電話のみで打ち合わせさせていただくことも多いのです。…それが失敗のもと。
結論から言うと、お客様は“仮予約”のつもりでお電話され、今回は別のお店に決定していたようなのです。
勿論確認のお電話はさせていただきました。「ご予約いただいておりますパンチャ・ピエーナと申します。ご予約の1週間前となりましたが、人数変更等何かございませんか?」と。
ここにもう一つ落とし穴が。自分が思うより、お客様はパンチャ・ピエーナの店名なんて記憶してないものなんでしょうね。「何月何日何時にお店に予約を入れた」という認識だけなのかもしれませんね。
更にもう一つ不運が。お電話で打ち合わせさせていただいた感じから、新郎様ご本人がご予約を入れてくれているようでした。結婚式準備のバタバタの中では二次会の仮予約の事など忘れてしまうのも理解出来ます。
経営者としての甘さ。
大きなご予約なので、実際ご来店いただき、ご予約のための前金などを戴いていれば何も問題は無かったこと。
ご予約をすっぽかされて腹が立ち、人生の中で大切な結婚式の日に電話越しで声を荒げてしまった。。。申し訳なかったなぁ。
あ、そうです。連絡は取れました。取れたから顛末を報告出来るんですけど。
料理分のお支払いの約束をいただいております。だから無料で料理を配った訳じゃ無いんです。
だからあまり美談とかにしないで下さい。間抜けなだけなんです。逆に叩きもしないで下さい。心折れちゃいますから。普通のオジサンですから。
本当にお騒がせして申し訳ありませんでした。
田舎の小さな飲食店ですので、そっとしておいていただけると助かります。
今回、真っ暗な田舎道をSNSを見てご来店いただいた皆様に感謝致します。思ったよりも早く無くなっちゃってゴメンなさい。
地産地消を意識して営業させていただく中で地元の農家さん達と仲良くなれました。みんな凄いんです。
だから捨てたく無いんです。それだけの話なんです。