ショックです。。。パンチェッタが仕込み中に腐ってしまいました。
原因は<塩を減らしたこと>だと思います。
勉強が嫌いな僕は、料理も感覚で作ります。
化学式のように、「豚肉の重量が○○gだから…それの□%の塩で…」なんて計算をしません。数字が大嫌い。
「前回仕込んだやつを食べた感覚からすると…あとこれくらい塩を減らしたほうがうまそーだなぁ。」っていう勘で作ってしまう。
それでだいたい上手くいく。
保存食は難しい。。。今回は失敗。ちゃんと勉強しないと豚さんが泣くことになってしまう。
豚さん、ごめんなさい。。。
“減塩”をヨシとする風潮。
色々なものを手作りすると、無理なことに気付きます。
一般的にどうするか?
減塩のイメージを最優先して、そのために失った保存性等を補うために“薬”を添加する訳です。
漬物屋の社長さんからも、そんな話を聞きました。本末転倒だって。本当にそうですね。
そもそも、ちゃんとした塩は取り過ぎても身体に悪いなんてことは無いそうです。
科学的に作られた塩を使い、薬で味を調え、薬で保存性を高めたものがTVコマーシャルで流れる食品なんですよね。
そんな食品は、口に入れてすぐウメーです。噛んで噛んで…じんわ~りウメーものは少ない気がします。
ゴメンネ。
楽しみにしていたパンチェッタの仕込みに失敗して毒づいちゃいました。
でも、本当の毒は気付かないうちに上手に仕込まれているみたいですよ。