食がたり「油語り」

NCM_1290.JPG
営業時間を短縮させていただき、七ツ梅酒造跡地にある寺小屋(大人も学ぶ場所なので、寺子屋ではなく寺“小”屋)で授業を受けてきました。

主催は、僕も所属する団体『風土飲食研究会』
講師は、『埼玉福興(株)』のオリーブオイルソムリエ 須永さん。

僕はね、エクストラ・バージン・オリーブオイルが嫌いだったんですよ。
…知らなかっただけでした。

でも、パンチャでは今日テイスティングしたオイルは使えない。
定食屋さんの昼時に大間の生本マグロ丼をワンコインで出せない理由と一緒。
パンチャの料理に合わない…ってことも大きい。
同じイタリア料理でもジャンルが違う。
もっと正直に言えば、僕の料理のレベルがまだまだ低すぎる。
悔しい。。。近づこうっ!

凄い葛藤を持ち帰ってしまったよ。。。

今日の僕の興奮を皆様にも経験して欲しいなぁー!
油だってワインに負けないよ。種類が違えば…芝を刈った香りがしたり、葡萄の皮、オレンジを剥いた時の香り、青リンゴ、熟成されていないバナナ、木の実、スパイス、干草、はたまた火で炙ったプラスチックetc.
香り、口に含んだ感覚、喉越し、鼻抜け、唇への刺激…全部違う。
NCM_1289.JPG
安いのは不味い。それこそが今までの僕のX.V嫌いの根源。X.V表記にも色々問題があるそうだが。。。
だから、料理教室をしてもピュア・オイルを薦めていた。←これも間違い。
健康を考えれば、断然エクストラ・バージン・オリーブオイル!

でも、やはり料理してしまうよりも、お茶のテイスティングのように楽しむほうが良いだろうね。
良いエクストラ・バージン・オリーブオイルは素材に合わせるべきで、料理は邪魔をしてしまうと思う。
良い素材、良いオイル、良い塩があれば…それで完成。他はいらない。

なんだか凄く興奮しているんです!
書いても伝わらないと思いますよ。毎日オリーブ油と接している僕が、今まで気づけなかった事ですからね。
文章で説明しても伝わらない。経験してもらうのが一番良い。

今回の「油語り」でオリーブ油の話は終わりですが…
10/12(土)「もやし語り」13:00~14:30
11/23(土)「漬物語り」13:00~14:30
12/8(日)「酒語り」15:30~17:00
1/18(土)「とうふ語り」13:00~14:30
2/15(土)「豆語り」13:00~14:30
3/15(土)「食語り」13:00~14:30
…と、興奮は続きます。
仕事の都合で僕は他の“語り”には顔を出せないと思いますが…参加料1000円の価値は楽々と飛び越えるはずですよ。
毎回、試食(試飲)付らしいですし。
NCM_1292.JPG
健康面でも色々と油脂を絡めて話をしていただけました。
キャリーオーバーやら遺伝子組み換えやらトランス脂肪酸やらね。
そんなのを、このブログに書いても意味ないと思うんです。
一時期、色々と気になり書いていた時期もありましたが。。。
気になる方は自分で調べましょう。
自分で知ろうと思って動いたことだけが<知識>として残ると思います。
流し読みのブログは、その入り口であれば良いと思いました。
気にならなくったって悪くない。なんでも美味しく食べられるのが一番の健康法ですもんね。
偉そうに書いて御免なさい。ちょっと興奮してるもんでね。

いやぁ~…シチリア産のX.V 美味かったなぁーーー!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次