なんだか夢の中の出来事のようなんです。。。
まだ陽が昇らず、ちょっと先に居るスタッフの顔も認識出来ない朝の6時より準備開始。
バタバタの過ぎ去ったまつりを終え、会場の片付け。
瀧宮を寝床にする烏たちが騒ぎだした頃、会場のゴミ拾いを終え、砂利をならす為のトンボ掛けをしつつ、平らなはずの敷地の僅かな起伏すら億劫に感じるほどの疲れを感じたのが18時過ぎくらいだったと記憶している。
打ち上げを終え、雪?風花なのか?が舞う中帰宅したのが0時過ぎ。風呂も入らず、挨拶回りの約束の時間15分前の9時45分に起床。そのまま遅刻はせずに数軒へのご挨拶。
<深谷ねぎ奉納>
市場関係者様、農家の皆様、フラワークイーンさん、出店者さん、実行委員会のメンバーより10名ほどで本殿に上がらせていただき、深谷市内6市場より寄贈していただいた深谷ねぎを奉納。祝詞をあげていただき、玉串奉奠。
祝詞の内容に感動しました。「暴川、利根川の氾濫により肥沃な土壌が作られ、その地に根差した長し葱は甘し良き代物として瞬く間に日の本の国内に…」と言った深谷ねぎの歴史を織り込んでくださいました。
拘りたかったんです。奉納という神事に。
瀧宮を使うイベントはいくつか有ります。五穀豊穣を祝う祭りも沢山あります。
でも、実際に米や野菜自体を奉納し、お祓いしていただく祭りを経験したことが無かった。
深谷ねぎを祀ることで食への感謝の意を表したかった。
お祓いをしていただいたねぎは“福ねぎ”として配らせていただきました。
食を職とする者として、祭りを愛する者としての我侭なのかもしれませんが…実現出来て良かったです。
<深谷カルソッツ(泥ねぎ1本焼き)>
そもそも、ねぎまつりの発想の原点は、深谷市の産学官連携プロジェクト「ゆめ☆たまご」の中で出会ったスペインの文化“カルソッツ”
深谷ねぎまつり「ねぎの市」でもメインとなるものです。
・深谷ねぎという品種はない。細かい品種をあえて紹介し食べ比べてもらう。
・飲食店に協力していただき、ねぎ焼きに合うソースをつけて食べる。
その2点は継承しなければ、『深谷カルソッツ』の名前は語れないと。個人的な思いですが。
嬉しかったのは、自然と集まってくれたゆめたまメンバーが、誰に頼まれるでも無くカルソッツの手伝いをしてくれていたこと。
感謝すると共に、仲間って良いなぁ…って感じました。
境内を埋め尽くしたねぎ焼きの香り。故郷深谷の思い出として、子供達の心象風景となってくれることを願います。
<ねぎ料理選手権>
今回の優勝者は「酒処 咲くら」さん。なんと、山梨からのエントリーでした!
僕が心を込めて自作した深谷ねぎトロフィーは、初回にして県外へ流出。来年は市内に取り戻そう!
出店の場所、料理の内容に向き不向きはあったと思います。投票の仕方も徹底できませんでした。
咲くらさんは1店で3ブース出していたので、単純に3倍の票が集まってもおかしくは無いのかもしれません。
それでも、料理人であり小さいながらも飲食店を経営する僕の目から見て、優勝に至る大きな理由を一つだけ見つけました。
販売していたお母さんの“笑顔と声掛け”です。なんとも良い感じでした。あれなら列に並んじゃいます。
他のスタッフさんも元気に販売していました。優勝するのも納得です。
食べて貰うには、まずは買っていただかないとですからね。立っているだけじゃ売れません。
勉強になりました。
写真を撮る暇も無かったなぁ。。。
参道が人で埋め尽くされました。会場で見かけた顔は、みな笑顔だったと感じております。
楽しんでいただけましたでしょうか?舌鼓を打っていただけましたでしょうか?
小さなお子様からご年配の方まで、沢山の人、人、人。その全ての方々に感謝いたします。
毎年やりますからね。また来てくださいね。
ありがとうございます。
【出店者様】
初めてのことばかり。準備も何から手をつけていいのかも判らず、人手も不足。
ご連絡を差し上げるのも遅くなり、やっとしたご連絡も曖昧で、色々とご迷惑をおかけいたしました。
出店場所の良し悪しもあったと思います。申し訳ありませんでした。
今回の充実感の一つは、皆様の提供してくれた料理、商品の質の良さです。
今回の不手際に懲りずに、また来年もお付き合いくださね。
ありがとうございます。
【パフォーマンスの皆様】
「おちゃっぴぃほりこし」さん、「こたつじゃっく」さん、ファイアーダンスの皆さん、「深谷書道ガルボイズ」の皆さん、ふっかちゃん、ねぎ坊、フカニャン、そしてミルク082…瀧宮の境内の笑顔の視線の先に居た皆様。
温かい雰囲気を醸し出してくれましたね。会場内に流れる時間にメリハリを出してくれましたね。
また来年も一緒に遊んでください。
ありがとうございます。
【ご協力いただいた皆様】
深谷市、一般社団法人深谷市観光協会、深谷商工会議所、深谷地区産地市場連絡協議会、大里農林振興センター、フラワークイーンさん、下仁田町役場…全ての皆様。
そして、ボーイスカウトさんや消防団の皆様。ボランティアスタッフの皆様。
市民が思いつきで投げた小石が転がり、大きく大きくなったのは皆様のお陰です。
多大なご協力、我々を応援し、温かく見守っていただいた大きな心に感謝いたします。
毎年続けて、深谷市の風物詩になれるように頑張ります。
ありがとうございます。
【瀧宮神社様】
子供の頃からの遊び場。お祭り好きの僕には特別な場所。
駅から徒歩1分ほどの立地。敷地の広さ。雰囲気の良さ…
渡邊宮司様には、第一回の会議よりご参加いただき話を聞いて貰いました。常に優しい微笑みでアドバイスをしていただき、僕等のイメージに近づけるようにお骨折りくださいました。
瀧宮神社での開催が出来たことが嬉しいんです。今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
数えきれないほどの人達に支えられ実現出来ました。記入漏れがあるだろうなぁ。。。本当に色んな人にお世話になったから。瀧宮及び、深谷駅近隣の皆様にも感謝いたします。騒音や渋滞などでご迷惑をおかけしたと思います。ごめんなさい。そして、ありがとうございます。
さて…手前味噌になりますが、、、
申し訳ない。一番感謝している連中にお礼を言わせていただきます。
【深谷ねぎまつり実行委員会の皆様】
ただの言い出しっぺを、委員長などと高い位置に上げてくれてありがとう。
僕が死んでも続く行事にしたい。だから第一回とも言わないし、軽々しい評価はしたくは無いのだが…今回は『大成功』だと思います。
会が動き出してすぐに躓きました。自分の心の甘さからくる采配の悪さに起因するものだったと感じています。正直、心が折れかけました。でも、いつも隣で牛が「いいんじゃね?」って言ってくれていました。
神事との関わりに頭を抱えました。祭りの兄貴や弟分が外堀を埋め、神輿の二番目としてしっかりと力強く担ぎ上げ、華棒を担ぐ僕に胸を張らせてくれました。
意匠はチラシやHPなどで、まつりのイメージを上げてくれました。祭りに関わる経験から、細かいところまで気を配ってくれました。出店者様への気配りも忘れず、終了後もお礼のメールを送ってくれた?睡眠時間を削ってすまなかった。
市の職員、Y君。細かい気配りありがとう。右往左往する委員会で、さぞかし心配もかけただろうし、もしかしたら途中で投げ出したかったかもしれない。立場上、絡み方も難しいのだろうけれど、いつも会議に足を運んでくれて感謝します。色々と見渡せたのは君のお陰です。
ゆめたまメンバー。結局、こまめに動いてくれたのは、いつもイベントを一緒にやってきた彼等だった。いつも偉そうな口ぶりで申し訳ない。本当は頼りにしているし、尊敬しています。もっとスマートに会を回せるように勉強しよう。矢面には立ちます。いつも通り、しっかり背中を押して倒れないようにしてね。
会議、fb会議に参加してくれた皆様。予算も無い。時間も無い。人手もない。そんな集まりに参加してくださり、ご意見をいただきありがとうございます。今回の…所謂第一回はプレイベントだと思っております。最初は誰でも興味を示してくれます。次回からが本番。大変です。それでも、これから永き時代に引き継ぐスタートラインには立てたと思います。今後とも宜しくお願い致します。
本当に、本当にありがとう!このメンバーだから実現出来ました。
また来年も宜しくお願いします!
今日のブログを書き始め…この程度の文章なのに3時間弱。。。日付を跨いじまった。
実行委員会の打ち上げ。〆の挨拶でミルク082が涙しました。「感謝しかない…」と。
茶化し、笑ってはいましたが…僕も今…号泣です。
「感謝しかない。」
それと、パンチャのスタッフ。心がずっとねぎまつりで迷惑かけたね。仕込みもいっぱいだったし、当日も新旧スタッフが頑張ってくれた。ありがとね。
さて、皆様。来年も『深谷ねぎまつり』を、宜しく御願い奉りまするぅ~~~。