豆茶レポート

11月3日(土)、4日(日)に出店します。農林公園で開かれる『深谷博覧会』カフェをテーマにというお題。
数種のドルチェをお持ちします。…でも、そこはパンチャ・ピエーナ。変化球大好きですからね。
ドルチェは、また後日紹介するとして、今日はそこでお出しする“豆茶”の試作をしました。
仕入先は「深谷のもやし屋『飯塚商店』」さん。
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手前「借金なし」 左奥「妻沼茶豆」 右奥「宿根在来」…どれも埼玉県産のお豆です。
それぞれ、香ばしくなるまで乾煎りして水から煮出します。
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↑『借金なし』↑
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↑『妻沼茶豆』↑
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↑『宿根在来』↑
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『借金なし』…色が一番薄いが、香り、甘みが一番強い。節分の豆のような味と香り。
『妻沼茶豆』…色が綺麗だが、味も香りもかなり弱い。もう少しローストを強め、煮出す時間も長くすると良さそう。
『宿根在来』…コーヒーのようなしっかりした色。香りも味も中間だが、渋みが強くクセがある。
上記の感想は淹れたての個人的な感想。3種を同量でブレンドしたものが一番バランスも良く、僕の好みだった。
そのまま豆を漬けたまま会議に出掛け、3時間ほど放置。その後、また試飲。
全体的に、味も香りも濃くなっていた。「妻沼茶豆」もしっかり。「宿根在来」は渋みが消えてまろやかに。
驚いたのは「借金なし」。甘さと香りが凄い!これは寝かせたほうが良さそうだ。
豆茶は、煮出した豆も食べられる。3種ともポリポリと良い食感で美味しかった。
この豆自体が一番美味しいのは、「妻沼茶豆」だった。きっと、味が流れづらい品種なんだろう。しっかりと自分の中に旨味を閉じ込めていたんだろうね。かわいいヤツだ(笑)
色、香り、甘み、後味…色々と考えると、やはりブレンドしたほうが良さそうだな。
思ったより簡単に出来るし、パンチャのメニュー入りも考えよう。好きな味だ。身体にも良いし。スタッフ泣かせかな?コンロ足りないし…
あっ、あとイベントの日は『ごぼう茶』もお持ちしますよー!

【お・ま・け】
一緒にいただいた「春日部在来」でしたっけ?貴重な幻の在来大豆。ありがとうございます。
シンプルに茹でて食しました。香り、甘み、食感、風味、後味etc.
本当に美味しい枝豆でした。幻にしないでくださいね。
皆さんも、手軽で安価な中国産冷凍枝豆だけじゃ寂しいでしょ?

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