納得のいく料理なんて、そうそう出来ないんだ。いつも迷いながら、工夫しながら練り上げる。
この仕事を続けているうちは一生そうだろう。
今日も、カウンターに座る兄貴分と話をしていて閃いた。
次から仕込みを変えてみよう。
失敗したら出さない。
自分なりの合格点が出れば出してみる。
その繰り返しの毎日。
あ、今日は卒業式だったね。
自分の小学校の卒業式なんて憶えて無いや。
終わってから、ロイヤルホストでソーセージの盛り合わせを食べたような…
パリッとして、ジュワァ~ってなって、美味しかった。
記憶をたどっても、食いしん坊の毎日だったらしい。
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