産業祭を終えて

11月12日(土)
FGF新鮮組さん(若き農家集団)、愛たまごさん(鶏を愛するたまご屋さん)とのトリプルコラボで『深谷野菜スープ』を販売。完売。
ほったらかしの庭のローズマリーも沢山切って無料配布。ブースが良い香り。ローズマリーには抗酸化作用など、様々な効果があります。
埼玉工業大学さんの「フカニャンうちわ」も無料配布。11月とは思えない、歩くと汗ばむ天気の中、好評でした。
野菜がたっぷり、たっぷり入ったスープでしたが、お子さんに好評なのは意外でした。小さな両手でカップを持ち、お鼻をカップに突っ込むほどに一心不乱にスープを飲んでくれている小さな子達が沢山居たのが、何より嬉しかったです。
11月13日(日)
「お子たま☆ランチ」を販売。完売。
やまだ家、三男坊、ウスキングベーグルとのカルテッド。もちろん、深谷の食材様に拘るので様々なメンバーのお世話になる。
野菜や米をFGF新鮮組、利根川HAN-RAN軍、鈴木農場、飯塚商店、漬物のマルツ食品、卵の愛たまご、おからや味噌はとうふ工房…美味しいものを集めるには困らない。
産業祭の飲食は、100円~200円くらいがほとんどである。僕等が手がけた「お子たま☆ランチ」は800円。
イベントでは売りにくい価格。しかも、集客の厳しいイベント会場のはずれの囲まれた見えない場所での販売。
それでも、行列ができ、80食という決して少なくない販売数を、終了2時間前倒しで完売させた。
今回、板長をお願いした、「やまだ家」山田氏の手際の良い盛り付けも良いパフォーマンスだったであろう。
これは、凄いこと!嬉しいこと!素晴らしいこと!
価格や立地を超えたところで“伝える”ことが出来た…と言っても過言ではないでしょう。
本来、一番健康や味に気をつけなければならない子供への食事。
形だけのものに、「お子様」などと、うやうやしい名前をつけて欲しくないね。「子供なんてのは、こんな感じのもの食わせときゃいいんだろ!」って感じのものは淋しいよ。
国内自給率が低いくせに、世界一食品廃棄率が高い日本への問題提起。“いつでもある”の裏には、“無くなっちゃいけない”がある。コンビニの弁当なんかはそれ。大量生産の薬漬けも『便利の代償』
「免疫を高める」「捨てるところも使う」…これが僕等が80年後にも残したい料理の形。
美味しいなんてのは、僕等プロには当たり前のスタートラインでなくてはならないんだ。
また、ひとつ…パンチャの課題がみえた。難しいね、飲食業って。
嗚呼、週末に1.5日休んでしまった売り上げも。。。取り返せないだろうなぁ(泣)
B級グルメのイベントなんかも、地元に足を運んでもらうのが重要だけど、旅行までして食べる人って少ないもんね。産業祭が来店に繋がるには、もっともっと工夫が必要だ。
ゆめ☆たまご的にも、今回のイベントは一体感に欠けた。漬物料理教室なんかもやったけど少ししか出来なかった。産×学×官。もっともっと絡んで、良いものを造りたい。
まぁ、勉強になったから授業料だね!
僕にとって、イベントとは『意弁当』。色々な事柄の意味や、物事への意識などをしっかり持ち帰って、ゆっくり味あわせてもらうんだ。
先週、何日も夜中までかけて、僕が作った「お子たま☆ランチ」のチラシを貼り付けておくね。字が細かくて読めないだろうけど(笑)
おこたまメニュー.jpgおこたまメニュ2.jpg

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