時そば

苦手な事がある。数字アレルギーと言っていいほど算数や数学が嫌いだった。今も嫌いで原価計算とか利益とか???
そのせいかどうかは解らないが・・・お米を数えていると、何杯目か忘れる。
今日は“5の日”で『2色丼』の日。
米の袋から、軽量カップで「1杯~、2杯~、3杯~・・・」と数えながらお釜に入れる。
少しでも気が散ると、。「あれ?何杯目だっけ?」ってなる。
例えば、前の道からトラックの走行音。例えば、窓からキラリと差し込む光。例えば、冷蔵庫のヴ~ンって音。
何か無くても、数えている時に限って、他のことを考えてしまい、解らなくなる。「腹減ったぁ~。」とか。
今日は途中まで数えて、何杯?となり、ボウルにあけ、数え直し・・・・・を4回やった。
落語に「時そば」というのがある。
屋台の蕎麦を褒めちぎりながら食べ、勘定の時に小銭を「ひい~、ふ~、み~、よ~、いつ、む~、なな、や~」と数えながら1枚ずつ渡し、「親父、今何時だい?」「九つです。」「そうかい!と~、じゅういち、じゅうに~・・・」と、蕎麦代を1文安く済ます話。
そんな僕だから、きっと、そんな風にレジでされたら誤魔化されちゃう。
まぁ、後半に出てくる、間抜けな江戸っ子や、不味い蕎麦屋になるよりは良いかな。

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